営業と事務の差に似てるかも。【Tawigaの小売日記】85 ホワイトカラー・ブルーカラー
この差、劇的。
店舗作業って、売場作成だけかと思われがちですが、案外事務作業もあるんですよ。
発注書作ったり、計画書作ったり、報告書書いたり。
でも割合としては売場作業が断然多いんです。
まぁ商品を売るのが現場の目的ですからね。当然っちゃ当然ですが。
しかーし、これが本社勤めになると一転します。
事務仕事オンリー。
マジで100%。
いや、もちろん企画書作ったり、全店舗に採用+影響される仕事もあるので、やりがいはあるし楽しいですよ?
ただ売場作業がないんです。
これが結構クセモノで、小売業界に入る人ってだいたい売場作業をイメージして入るんです。
そして、実際にそれが楽しくて仕事する。
でも、本社勤務になるとそれが全くなくなる。
言葉通り、全くなくなるんです。
実際、それが嫌で本社に行っても、耐えられず店舗勤務に戻る人が結構います。
本社勤務も楽しいとは思いますが、まぁそれもむべなるかな。
不向きとかもありますしね。
そんな僕はオールラウンダーなので、どっちでも大丈夫派だったりします。
またの名を器用貧乏という。。。
=Tawiga=
2015年11月19日……ボージョレー解禁!!【84 じゅ、じゅ、じゅぶっふ!じゅぶっふ!】
お客様、買っちゃらめえぇぇえぇぇぇーーーー!!!!
ついに、ボージョレーヌーヴォー解禁日ですね!
ボージョレーは、毎年11月第三木曜日に解禁される、その年に収穫されたぶどうをその年に仕込んだフレッシュな「新酒=ヌーボー」なのです。
まぁ、こういう豆知識は、wikiやNAVERまとめに任せて、今回はボージョレーを売る時のお話。
ボージョレーはクリスマスに比べると市場規模は小さいですが、それでも数日で結構な額が動くので、馬鹿にはできません。だから、我がスーパーでも勿論販売します。
(ちなみに今のお店は30万くらいですかね)
そんでもって11月第三木曜に向け陳列準備するんですが、前日の夜に準備するんですよね、大体。場合にもよりますが。
そうするとどういうことが起きるかっつーと、11月第三水曜……つまりは前日の売場にボージョレーが出ることになるんですよね。
それを売らないように布被せて見えなくしたり、注意書き貼ったりするんですが、、、、
いるんですよ。
それを無視して買っていくお客様が。
「別に1日くらいかまへんやん!」
って思う人がいるかもしれません。
僕もその一人ですが。
でも、解禁日前に売ったら、最悪そのスーパーでボージョレーが売れなくなってしまいまうんです。
まとめると、
フランスではそもそもワイン法があるので、解禁日前に売ったら罰せられる
→日本ではフランスの法律は適応されないので罰せれられることはない
→しかし大体仕入れ元と「解禁日前に販売しないコト」と契約を交わしている
→だからもし販売してしまえば、信用をなくし、翌年から仕入れられなくなる
→販売できなくなる
ってコトなんです。
規模が小さいって言ったって、一部上場スーパーなら取り扱い額が桁違いです。誤ってボージョレー解禁前に1本でも売っちゃったら、それこそ数千万の売上がパーになっちゃいます。おそろしや。
みなさんも、必死にボージョレー準備している店員さんの横から、こっそり1本買おうとしないでくださいね。
多分、鬼の形相で止められますので。
それでは、楽しいボージョレーライフを!
=従業員も明日の朝じゃないと買えないので未だ飲めていないTawiga=
【ちなみに】
アカン(白目
カラダから染みついて離れないんです、この職業病は【83 熱き鼓動のハテ】
以前の記事でも書きましたが、
お店での挨拶って、もう条件反射なんですよね。パブロフの犬。
特に今回は店から出たばっかりだから、まだ仕事モード入っちゃってたんすよね。
しかもこれ、相手がお子様だったら余計大変でしたね。
もう只の事案ですよ。
留置所待ったなし。
やめて、この歳でまだ前科はつきたくない。
そう思いながら、今日も今日とてお口チャックマンになる僕であった。
=Tawiga=
方向を間違えつつある日本のハロウィンへ、西川貴教さんの冷静なツッコミ【2015年ハロウィン】
もう11月な夜更け過ぎですが、昨日のハロウィンで我らの兄貴がこんなコト言ってました。
ハロウィンの盛り上がりに水を差す気はないですが、やっぱ本来のハロウィンで仮装するのは小さな子供達で、大人がコスプレして我がもの顔でねり歩いたりするもんじゃないんですよね。日本で言えばお盆みたいなもんなんだから、クリスマス同様家族で過ごすものなんだなと改めて思うヒースロー空港なう。
— 西川貴教 (@TMR15) 2015, 10月 30
まぁ仰る通り。
本来ハロウィンってこんな行事じゃないですもんね。
「今日は渋谷に買い物にいこ〜♪」
って普通に来た人達はたまったもんじゃありません。
でも個人的にはアリだと思ってます。
(放置ゴミとか帰宅の邪魔とか、そういう迷惑抜きにしてですが。)
先ず、大体の人って、仮装やコスプレしてみたいって欲あると思うんですよね。友達もそんなコト言ってました。
※「それあなたの感想ですよね?」って言われたら何も言えなくなるけど
でも普段、仮装する機会ってないじゃないですか。
そこでハロウィンですよ。
公衆の面前で、堂々とその欲が満たされるわけですから。仮装したい勢にとってはこの機会、見逃す訳にはいきません。
あと、今のハロウィンってクリスマスと違って、彼氏彼女がいなくても気軽に楽しめるじゃないですか。血の涙を流すコトもなく、リア充爆発を願う必要もないし。
そういう意味では、楽しめる人には楽しめるイベントが一つ増えた。
僕はそれでいいと思います。
マナーを守って、みなさん来年も楽しんでいきましょー!
=社畜の鑑・Tawiga=
お客様の話し相手になるのも、大事なお仕事の内なんです♪(白目)【81 トラップカード発動!】
もうやめて!TawigaのLPはもうゼロよ!
はい。
おじいさまおばあさまのお客様に多いんですが、
とにかく語りかけてくるお客様って、割といるんですよね。
よくあるパターン①
〜絶対商品の用途を説明したいマン〜
「〜のドレッシングってどこにありますか?」
「こちらになりまーす」
「いやー、これ昔から使ってるんですよねー」
「そうなんですかー、美味しいですもんねー」←使ったコトない
「他にいろいろ試したんだけど、もうやっぱりこれしか食べられ
ないわ♪」
「あー、そういうのってありますよねー」←知らんがな
「でもこれってさー……」
…………
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はい。
よくあるパターン②
〜「テレビでやってた」〜
「すみません、えごま油ってありますか?」
「あー、すみません……いま入荷不安定で…」
「やっぱりー、これ◯◯◯でやってたのよねー」
「(知ってた)」
「何でもうつ病改善に良いらしくて〜」
「(知ってた)」
「他のスーパーにも行ったけど、どこも売れ切れなのよねー」
「(知ってた)」
「やっぱりこれから入荷は……」
…………
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はい。
よくあるパターン③
〜なかまになりたそうに こちらを みている!〜
「(じーーーーーっ)」
「」
「(じーーーーーーーーっ)」
「」
「(じーーーーーーーーーーーーーーーーっ)」
「」
「そこの兄ちゃん、あのさぁ……」
「(キターーーー(゜∀゜)ーーーーーー!!)」
…………
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
かまってちゃんかお前らは!
※こんなコト言ってますが、売場ではちゃんとお客様扱いしております。
でも若いお客様ほど、↑のような会話しないんですよね。
これ、ご高齢のお客様と若年層(〜30代前半)の二つでは、店に来る目的が違うんです。
若い層は、もうただ単に「商品を買う為に来る。」
これは分かりますよね。
でもご高齢のお客様は、上記のモノに加え「話し相手が欲しい」んですよね。
実際に店内をよーく見れば、分かります。
ところどころ立ち止まって話しているグループが、ちらほらいませんか?
この人達は、スーパーをコミュニケーションの場として使ってるんです。
アーリーアダプターのじっちゃんばっちゃんは別にして、ご高齢の大半はSNSなんて使ってませんから。
だから、知り合いが誰かしらいるスーパーに来るんです。
ではでは、たまたま知り合いがいなかったら?
そう。
店員に話しかけるんです。
話す相手が、いないから。
こう考えると、まぁ話しかけてくるのも仕方ないし、これからはそこも職域に入るのかなー、とは思いますね。まぁめんどくさいもんはめんどくさいですが。
それと書いてて思いついたんですが、スーパーの一角(フードコートとか)を使ったご高齢者限定の集まりとか開催してはどうでしょうね。
上記の話踏まえれば、まぁ需要はありますよね。
名付けるとすれば……
「ジジコン」と「ババコン」
ですかね。
……訴訟待ったなし!
=Tawiga=
いわゆる「職業病」ってやつですよ、これが。【80 オウムがえし】
こうかは ばつぐんだ!
(精神ダメージ的な意味で)
今となっては、もう言わないようになりましたが
入社当時は大変でしたね。
近所のスーパーでは言うわ、
コンビニでは言うわ、
美容室では言うわで、もう恥ずかしいのなんのって。
想像してみてください。
コンビニ店員「42円のおつりになりまーす」
Tawiga「はーい」
コンビニ店員「ありがとうございましたー^^」
Tawiga「ありがとうございましたー^^」
コンビニ店員「えっ」
Tawiga「えっ」
もうただの煽りですよ。出禁待ったなし。
でもこれ、自動迎撃システムみたいなもんなんで、
そう簡単には直らないんです。マジで。
無意識に怯える日々……震える唇……
みなさんは、そういう経験あるでしょうか?
(多分ない)
=Tawiga=
2度あるコトは、3度あるんです(もうヤダ)【79-2 バニシュデス×2】
ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛!!!!
と゛お゛し゛て゛賞゛味゛期゛限゛き゛れ゛る゛ん゛だ゛よ゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛お゛ぉ゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛お゛!゛!゛!゛!゛
はい。
=Tawiga=
食品スーパーの、永遠の命題なんですコレ【79 バニシュデス】
お客様のクレーム
万引き
これに並ぶ小売三大命題が、賞味期限との戦いです。
あれ?長時間労d※この文章は削除されました。
これ、どんな対策してもどんな仕組み作っても、0にはならないんですよね。賞味期限切れがあるかどうかのチェックは、人間がやるコトですから。
まぁ、お客様にとっては、言い訳なんですけどね。
重々承知した上で言っております。
全従業員が毎時間毎時間、隅から隅までチェックし続ければなくなる訳ですが、そんなんやってたら他の仕事するどころじゃなくなります。だから議論の余地もありません。
問いかけられても、アホらしいのでしません。
大切なのは、賞味期限切れの仕組みを先ずしっかり作り、そして賞味期限切れの商品が出てしまった後の対応です。
隠したりせず、キチンと謝罪する。
カラダの不調が出て病院などに入院させてしまったら、その費用を負担する。
当たり前ですが、それしかないんです。
隠蔽しちゃダメなんです。
横浜の傾いた、イヒ♪な大型マンションみたいに、ね。
=Tawiga=
あいだみつを、大活躍【77 にんげんだもの】
店や企業によって違いますが、2週間後の特売を発注する……
なんてコトはザラにあります。
曜日指数による客数、特売の内容、チラシの構成、過去の売れ数データなどで
おおよそどのくらい売れるかは分かります。
でも天気だけは、よめねぇんだなぁ。。。
もうマヂ無理。安売りしょ・・・
「いやいや、天気悪い日のデータもあるんだろうから、
それ参考にした発注すればいいじゃん」
と思ったそこのあなた!
そうすると発注量が少なくなりますよね。
そこで万が一晴れた、もしくは思ったよりお客様が来た時、
商品が欠品状態になっちゃうんです。
売上げ上がらないわお客様キレるわ店長不機嫌になるわで、
もうしっちゃかめっちゃかになるんですよ?
あの雰囲気知った上で発言しているんですか?
いいかげんにしてください。
とまぁ冗談はさておき、商品欠品はお客様にとって、ひいては店にとってもマイナス要因になっちゃうんですよね。
だから、発注する時はなるべくアッパーで発注するんです。
在庫過多の恐怖に怯えながら、Tawigaは今日も発注をする。
それいけ、食パン100斤だ。
まるごとバナナ?300個いっちゃえ!
そうして築かれるのは、値引きの山、でしたとさ。
=雨が憎い Tawiga=